【顎関節症の痛みをとりにいってはいけない訳】

こんにちは!
札幌市西区の整体「ケアスル」院長の渡辺です。(^^)


最近、お問い合せで『女性しかダメですか?』と聞かれます。


うちは、妊婦さんと産後の方がメインなので女性が多いですが、男性も来院されますよ。


でも、調べてみたら今年の新規の患者さんの割合は女性85%、男性15%でした。


男性、少ないですね^^;


でも、今回、感想を頂いたのは男性です。

顎の痛みをとりにいかない?

当院の顎関節症の施術は痛みをとりにいきません

当院では、顎関節症で来院された方に、『痛みをとりにいきませんよ』と説明しています。


『えっ?』と思うかもしれません。


『痛みをとってもらいたくて来たのに』と。


でも、しっかり、体のバランスが整ってくると顎を動かす時に関節の摩擦が軽減されます。


すると痛みは自然ととれてきます。


だから、あえて痛みをとりにはいきません。


だいたい、施術後に痛みが残っていても、『関節がスムーズに動くようになると、次の日から3日後には痛みは軽減されていきますよ』とお伝えしています。


逆に痛みをメインでとりにいってしまうと(顎関節の調整をメインにすると)、その場では痛みが軽減、あるいは無くなるかもしれません。


しかし、体のバランスが悪いままだとすぐに痛みが戻ってしまいます。


また、本当の原因が分からなくなってしまいます。


これは、肩こりや腰痛など他の症状でも同じです。


肩こりや腰痛は結果であって原因ではありません。


顎関節症も結果であって原因ではありません。

顎の痛みで来院された方の感想

いつもは、2~3日でよくなる顎の痛みが今回はどんどん増してきたので来院された「40代男性Iさん」に施術を受けた感想を書いていただきました。

I様アンケート

※あくまで個人的な感想で成果を保証するものではありません。


Iさん感想ありがとうございました。


Iさんの感想にも顎に直接何かをするわけではないのに不思議と痛みは治まった』と書いてますね


Iさんは、10数年前から時々顎の右が痛くなっていました。


でも、特に何もしなくても自然と2~3日で痛みは消えていたそうです。


しかし、今回は2~3日経っても痛みが消えるどころか、徐々に増したため来院されました。

 

症状としては

今回は1週間前から口の開閉動作で痛い。


顎を動かすと頭頂部の右に痛みと首の右に張りを感じる


開口は指を縦2本半で、それ以上だと痛い

 

その他では

尿酸値が高い


脂肪肝と言われている


2ヶ月前から右肩が上がりづらくなった

 

体の状態をみると

右腕の重さが気になります。


左の大腰筋、右の中殿筋、左の大殿筋に力が入りづらくなっていて左右差が出ています。


肝臓、胃、膵臓、左の腎臓で反応が出ています。

 

施術としては

骨盤、上記の内臓を調整。


また、入りづらくなっている筋力をしっかり使えるように調整。


頭蓋骨調整を少しおこないました。

 

施術後は

顎の痛みは来院時を10としたら、施術後は2くらい。


開口時、指3本でも痛みは大丈夫。

 

2回目来院時(前回から4日後)

前回翌日はまだ痛みがあり、開くのも2本半に戻ったそうです。


3日後から痛みが気にならなくなり、指3本になったそうです。

 

3回目来院時(2回目から1週間後)

痛みは無く、指3本と安定しています。


まだ、体のバランスは不安定な時期なので、少しずつ施術の間隔を開けながら安定させていきます。

 

もし、顎関節症の方で

マウスピースしても改善しない。


これから歯医者に行こうかと思ってるけど咬み合わせの調整で歯を削られるかもしれないと不安


という方は、まずは整体でバランスを整えた方が良いですよ。


顎関節症でお困りの方が結構来院している当院に、気軽に相談して下さいね。